インフルエンザとモラル

この時期になると猛威を振るうインフルエンザ。

毎年毎年、『今年のインフルはスゴイらしい』という噂と共に
日本列島を南から北まで駆け巡るわけですが、
これだけ年を経るごとに力を増してくると
いつかはフェーズ6をブチ抜くんじゃないかという勢いです。

共働き子供有の我が家としては、
インフルエンザほど日々のスケジュールを狂わす魔物はいません。
ですから、
外出時は常にマスク着用し、手洗いうがいを何度もして
それはそれは気にしながら気にしながら毎日を送っている。
絶対にかかるまい。っと。
お陰様で今年は1人もかかることなくココまできています。
何とかこのまま順調に季節が過ぎていくことを祈るばかりです。

んで、インフルエンザの薬と言えばタミフルってのが有名ですね。
数年前に、子供が飲んだら異常行動を起こすってニュースが世間を騒がせて、
それまでは、『やっぱりタミフルね~。よく効くわ~』みたいに
称えられてたのに、その事件以降、悪玉みたいな言われ方をされ始めて
しまった非常に可哀相な薬です。
でも、まぁ、この場合は仕方なくて、飲んだ後に子供が家の2階から
ダイブしたら、さすがに誰でも敬遠するのは分かる気がします。
でもまぁ、子供に対しては使用しちゃいけないけど、
大人に対しては問題ないわけですよね。
そこを混同しちゃいけません。
薬を使う側の問題なんです。
正しく使えばなんてこと無い。

んで、タミフル以外のインフルエンザの薬っていえば
リレンザってのがあって、小児向けにはコレが処方されているのかと
思いきや去年あたりから、もう一つ
『イナビル』
という新薬が処方されるようになったようです。

このイナビル。
なんと1回吸入すれば、それ以降は一切服用の必要無し。
という、なんとも男らしい薬で、
薬を嫌がる小さい子供には、かなり有効なようです。
その上、
他の薬に比べて熱が1日、2日で一気にグ~っと下がるようです。
熱を出してグッタリしている子供を見るのは、親としても
心が痛いもの。
そういった意味でも
子供にはリレンザよりもイナビルが処方されることが
多いようです。
(リレンザは少々中途半端。何事も中途半端ってのは
 人気がないですね……残念)

ところが、今年。

タミフルに引き続き、早速新薬である
イナビルも悪玉に上げられているとのこと。

なんでなんで?たった一回の吸入で済むし、
一気に熱が下がるし、言い事尽くめだろうっと思ったのですが、
まさにそこが原因だったようです。

あまりにも熱が一気に下がるので、
元気になったと勘違いしてしまい、
まだウィルスが体内に残っている状態で、
許可が出ていないにも関わらず外出してしまい排菌してしまう。

っていう…….。

問題になっているようで、これが原因で
インフルエンザウィルスの感染を拡大させているっていうわけです。
ですから、イナビルの処方にに対して若干ネガティブになっているっていう….。

う~~ん。でも、
そんなの完全に人災じゃないのか?……。

この薬は効くわけだから、完全に運用している人間側の問題なわけでして。
人間がモラルを持って使用すれば問題ないわけで。

効き過ぎてしまって悪玉にされてるっていう
その報われなさが切ないですね。
相手は薬ですが……。

薬だけの話じゃなくて、
こんな感じで、
人間のモラルの欠如によって誤った認識をされ、
実際はそんなこと無いのに誤解され続けることって
いろんな所に沢山あるんだろうなぁ。
風評被害ってヤツですかね。

これの方が、インフルエンザ以上の感染力で、
いつかはフェーズ6をブチ抜くんじゃないかっていう….。

やはり情報は右から左に受け流すのではなく
一度、自分の中で噛み砕いて検証してから流さないと
いけないなぁ~っと改めて思いました。





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