息子

次男の趣味がシブい。

光陰矢のごとしとはよく言ったもので、
年齢を重ねるごとに、過ぎ行く日々のスピードの速さ、
そのドライブの掛かり方に驚かされる毎日である。

朝起きて、気がつくと終業時間。
月曜がきて、気がつくともう金曜日。

スレッガーさんかい?早い。早いよ!(カイ・シデン)

我が家の子供達もすっかり大きくなった。
長男は小学5年生。
エブリタイム、股間をイジッてる。っというシーズンの
一歩手前って感じで、そこそこイジりつつある感じだ。

学校のことも、友達のことも以前であれば何でも話したもんだが、
いまとなっちゃ、それも遠い昔のことのよう。
何を聞いても生返事で、
「あ~.....」だの「う~~ん......」だの言うばかり。
親としては全くの情報不足で、ネタもなにもありゃしない。

そうなれば、次男に期待するしかなかろう。

ついこないだ生まれたと思ってた次男も、もう1歳と1ヶ月。
ハイハイの時期も過ぎ今はフラフラと酔っ払いの千鳥足程度には
歩けるようになった。

もうすっかり人間である。

最近は様々なものに興味を持ち始め
気になったものがあれば、ジ~~っと見て、近寄り、触り、そして口に入れる.....
これを繰り返している。

長男の時もそうだったが、我が家の子供達には気になったものがあると
とにかく、ジ~~っと見るクセがあるようだ。
そう。とにかくジ~~っと見る。
呼ばれようが、怒られようなお構いなしにジ~~っと....。

先日の夕食。
赤ちゃんイスに座らせ、うどんとスイカとトマトを食べさせていた時のこと。

次男はうどんに目が無い。
嫌いなものは口からボエ~~っと出す癖があるのだが
うどんの時は嫌いな野菜を混ぜようが、うどんと一緒なら
上機嫌で食べてくれる。
うどんとバナナ。彼の体の7割はこの2種類の食物でできていると
言っても過言ではないくらいの大好物である。

その日も、上機嫌でパクパクと食を進めていた。
夕食は眠くなってしまい途中機嫌が悪くなることが多いのだが、
さすがはうどんパワーだ。途中止まることもなくパクパクと威勢よく食べている。

(よしっ!いいぞ!もう少しだ!)

夕食の途中で、機嫌が悪くなりホゲ~~!っと泣かれるほど厄介なことはない。
仕方なしに寝かしてしまえば夜中に腹が減り、ホゲ~っと起きてくるので、
こちらも寝ぼけ眼をこすりながらミルクやらなんやらを与えなくてはならないし。
無理に食べさせようものなら、あっちゃこっちゃにこぼしまくるので後始末が
面倒くさい。
だから、

(よしっ!いいぞ!もう少しだ!)

なわけである。
親なんてそんなもんだ。自分の都合のイイように事が進むのが一番ありがたい。

ってわけで、

(よしっ!いいぞ!もう少しだ!)

っと食事を進めていると突然次男が右斜め後ろ方向に振り向いた。
我が家は、その方向にテレビがある。この時は歌番組が放映されていた。

(んっ!?どうした?なんか気になるものでもあったのかな?)

っと、テレビを見ると、そこには、

minami1
熱唱する南こうせつが........。

『こらっ!こらっ!ほらっ!ご飯たべるよ!』

一度はこちらを向くものの、歌が聞こえると

minami2

こうせつっ!

『こら、こらっ!』

minami3

こうせつっ!

『こりゃっ、こっち向きなさい!』

minami4

こうせつっ!

なぜに、こうせつなんだ.......?

 

-息子