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日比谷線『六本木行』列車の謎

通勤のために毎日、東京メトロ日比谷線を使用しているわけだが随分昔から疑問に思っていたことがある。

 

『六本木行きってなんだ?』

 

日比谷線中目黒方面の時刻表を見ると『六本木行き』っていう中途半端な電車があることに気づく。
この『六本木』っていう中途半端さが気になるポイントだ。

しかも、時刻表をよく見てみると平日の朝7時台に1本。8時台に2本。
合計3本しか走っていない(;´Д`)

ますます、謎でしょ?

土日は走ってないんだよ。平日の朝3本だけ。
だいいち、六本木まで行くなら中目黒まで行ってしまえばいいのに.......。

ってことで、調べてみました。

解説しているサイトがいくつかあったんだけど、難しくて素人にはチンプンカンプンであまり理解できん......(;´Д`)

素人なりに分かったことを書きまっす。

JRとか地上を走る電車だと分かりやすいんだけど。
電車の車窓から外を見ると電車が停まってるところがあるでしょ?
停車場っていうのかね?

 

実は、日比谷線六本木駅と広尾駅の間には、そういう車両を停めておくスペースがあるらしいのです(゚Д゚ )

 

ビックリでしょ!
地下鉄って、上り下りの1本ずつしか線路がないと思いがちじゃない?
んで、日比谷線で言えば両端にあたる中目黒と北千住にだけ停車場があるって感じがする。

けど、それって大きな間違いで結構一時的に車両を停めておくスペースを持ってる所があるみたいなんだよね。
んで、そういうスペースを留置線っていうらしい。
暗いからよく見ないと分からないんだろうね。
車両の一番前に立ってみてみよう。
確かに六本木と広尾の間付近に線路が二股に割られるところがあるみたい。

朝のラッシュで六本木まで来た電車は六本木で乗客を全て降ろして、その後、その留置線に入る。
んで、この留置線のキャパが3本まで。
だから、六本木停まりの電車が3本ってことらしい。

この3本は夕方までに中目黒に回送されて、今度は北千住行きの帰宅ラッシュ用の電車として使用される。
その後、24時台の3本が中目黒発~広尾行として運行されて、この3本がまた留置線にストックされるという段取りだ。

その3本は翌朝、中目黒駅に送られて中目黒から早朝の出勤ラッシュに使用されることとなる。

へぇ~~。って感じ。

この留置線自体は、その昔、どうしても必要にかられて一時的に使用する目的で作られたらしいだけど、今となっちゃラッシュ時の車両ストック用として機能しているわけです。

たしかに、中目黒の駅って狭いんだよね。
狭いくせに東横線と日比谷線の両方が乗り入れるからラッシュ時ホームに人が溢れてしまって危険な状況になる。

そりゃもう、線路に落ちてしまうんじゃないかってくらいに。
ホームに人を貯めておけない以上、出来る限り本数を増やしてドンドン人を押し出していかなくちゃならない。

だから中目黒始発として停車してある車両だけだと足らないから中目黒近くの停車スペースとして、そこを利用して適時に一気に中目黒に送り込んで援護するって感じなんだろうな~。

そういえば中目黒始発の列車って、北千住始発の列車に比べて
そんなに混雑してないなぁ~っと思ってたけど。
中目黒駅ホームの収容人数が関係してるのもしれない。

まぁまぁ、今日は帰りにその留置線でも見てみようと思います( ^∀^)

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