オレの毎日

心の声を聞いてくれ

バス乗ったことある人なら分かると思うんだけど、
バスの二人掛け席ってのは非常に狭くて、オレみたいにデカかったり
太ってたりすると、それだけで席の60~70%くらいを占有してしまい
とてもじゃないけど二人掛けなんてできない。

身内だったら身を寄せ合って乗ることもできるだろうけど、
他人同士の場合、腕を密着して乗るのはさすがに皆イヤなようで、
その結果、二人掛け席は二人掛けとしてはあまり機能せず
『ビジネスクラス』的な一人掛け席として使用されることが多いわけだ。

しかし、ギュウギュウのギチギチに混みあったバスは少々状況が違う。

皆、スペースを確保するため後部座席の横にも立ち乗りしているくらいだ。

先日、バスに乗っていたときのこと......。

オレはバス後部の二人掛け席に一人で座っていて、
オレの前の二人掛け席にも小太りのオバサンが一人で座っていた。
帰宅時間ということもあり、バス停を通過するごとに徐々に車内が混みあってきた。

まず、後部座席が埋まり、
次にバス前方の席が全て埋まり、
オレとオバサンの二人掛け席を残して全ての席が埋まった。

その後、立ち乗りする客が増え、
バスの前方から中間までがほぼほぼ満員になった後、
ついに、オレの脇にも小柄なオバサンが座ってきた。

そして、そのオバサンに続いて若いサラリーマンが、
オレの前座席の太ったオバサンの横に座ろうとしていた。

しかし、
その太ったオバサンは身を小さくするわけでもなく、
そのままズッシリと座っている。
通路では、そのサラリーマンが座れるかどうか確認し、
ちょっと無理だと思ったのか、そのオバサンの顔をジッと見て
眼で合図をしている。

『もう少し詰めろよ.....』

誰が見ても、そう言っている眼だ....。

しかし、
気づいているのか、いないのか不明だが
オバサンは微動だにせず。

サラリーマンが咳払いしたりして
気付かせようとしているものの一切気付かず.....。

あ~~、もうダメだ。
この人、言わないとわかんないよ.....。
車内の誰もがそう考えているに違いない雰囲気....。

ついに、
業を煮やしたサラリーマンが、
まさに業を煮やした感じで話しかけようとしている.....。

イイぞ!!イイぞ!!リーマン!!
言ってやれ!!この図々しいオバさんに言ってやれ!!
『もっと、となりに寄ってもらえますか?』って皮肉っぽく言ってやれ!!

まさしく、車内全員の思いが一体となった瞬間である。
車内にいる誰もが、そのリーマンの一言を待っていた。
リーマンの一言で我々のイライラも解消される。

リーマンが続ける......。

『あの~~~....』

よし!!来た!!言ってやれ!!
そして、その瞬間が訪れた。

『あの~、もっと隣に

  やせてもらえませんか?』

..............((((;゚Д゚)))))))

刻が止まった.....。その瞬間、刻が止まった.....。

違う!違う!!リーマン間違ってる!!
あ~~、たぶん心で思ってたことがそのまま出ちゃったんだな~。
思いっきり言い間違ってる.....。
お前、『痩せてもらえませんか?』ってのはマズイだろ....。

(おばさん)『あぁ~~っん!?あんた何言ってんのよ!?( ̄Д ̄)』

(リーマン)『すっ、スイマセン.....(;´Д`)』

完全に形勢逆転....。
戦意喪失したリーマンは急ぎ早にその場を離れ前方へ.....。

大変なのは、残されたオレ達だ....。
その凍った空気の中、もう笑いを止められないオレ....(;´Д`)

口を塞ぎ、なんとか声が出ないようにするも肩が震えてしまって
どうしようもない.....。

(オレ)『フッ、フッ、フッ..........クックックック』

その瞬間、
突然、クルッとオバサンが後を向き、俺を見て言い放った。

(おばさん)『ちょっと、あんた!!さっきから

     気持ち悪い声出さないでくれる!!ヽ(`Д´)ノ』

うわ~~、チョ~キレてる~~.....
笑いを堪えながら『スイマセン、スイマセン.....』
と笑顔で謝るオレなのであった........。

あ~~、やっぱりオバサンは強い。
蓮舫とどっちが強いか.....。

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