オレ

ラーメン屋がメンドくさい

今日もいつも通りのラーメンランチ。

会社そばの結構流行っているいつものラーメン屋へ。
店に着き、食券を買う。
醤油ラーメン、味噌ラーメン、塩ラーメン、醤油つけめん、味噌つけめん。
辛味噌つけめん、あぶらそば.....などなど。
数あるメニューの中から今日はスタンダードな醤油ラーメンをセレクト。
¥850なり。
カウンターに座り店員に食券を渡す。

(店員)『麺はどうしますか?』

(オレ)『麺は太麺の固め。スープ濃い目、アブラ普通で。』

これまた、いつも通り。

(店員)『今日は土曜日なんで、サービスでタマゴと野菜付きますが~?』

(オレ)『じゃ、お願いします』

(店員)『タマゴは、生、半熟、固めとありますが~?野菜は入れちゃっていいですか?
     別盛にしますか~?』

(オレ)『...............(;´Д`)じゃ、じゃあ。
     タマゴ半熟で野菜は入れちゃっていいです』

(店員)『かしこまりました~』

しばし待つと、ラーメンが運ばれてくる。
他の客と同様に、もくもくと麺をすする。
食べ終わると、ドンブリをカウンターにあげて、
近くにあるフキンで自分のテーブルをフキフキ。
水を一気に飲み干し、

『ごちそうさま~~~』

店員の『ありがとうございました~』の声を背中に聞きながら
店を後にする。

............................う~~ん......

なんか、メンドくさいな.....(;´Д`)

ラーメン....。
お前、いつからこんなメンドくさくなったんだい?
1杯食べんのに、どんだけの事を選択しなくちゃならんのだ....(;´Д`)

最近じゃ当たり前のように、行われているシステムだが、
よくよく考えてみると異常だ。

ガラッと店に入って、一言『ラーメン!!』。
縁がカールし表面が波打ち、店の端っこに山積みされた
ジャンプやマガジンを一冊持ち、カウンターにドカッと座り
ペラペラめくりながら来るのを待つ。
ラーメンが来たら、マンガを読みながらズルズルとすすり
腹を満たす。

ラーメン。
お前はそんな存在ではなかったか?......

いつぞや自然発生したラーメンブームに乗って
次々と、こだわったラーメン店ができ、いつのまにやら
めんどくさい食べ物になってしまったラーメン。

システムの変貌もさることながら、価格的にも
異常なまでのインフレを起こした。
1杯¥600~700なんてカワイイもんで
¥900~1,000近いのなんてざらである。

世紀のデフレ状態にある牛丼業界と比較すると
あろう事か、ラーメン1杯で牛丼が3杯食える有様である。
(この記事を書いている現在、牛丼某チェーン店の並盛が¥280である)

ラーメン店の中でも、とりわけシステムが難しいと言われる
『ラーメン二郎』
コールと言われるトッピングの注文方法や、
その他細かい暗黙の了解的な部分が多いと思われていて
一見さんには敷居が高く、なかなか入りづらい雰囲気がある。

実は以前、某亭主に聞いたのだが、
店側では別に『こうしてくれ!』とか、
これらをシステム化したこと覚えはないそうだ。

『近隣への迷惑になるから、並び方をお願いしたことはあるけど、
 トッピングの「マシマシ」コール方法をルール付けしたこともないし、
 スープまで飲まなくちゃダメとか、そんなのはあるわけ無いし、
 食べ終わったらドンブリをあげるってのはお客様方が好意で
 やってくれてることなんですよ』

『基本的に都市伝説みたいなもんで、
 普通に来店頂いて召し上がって頂ければ全然結構なんですよ』

そういう事らしい。

以前、茂木健一郎氏がTV番組の収録でラーメン二郎を訪れ、
『ラーメン二郎の魅力は、「達成感」である』
というようなことを言っていたと思う...。

言い得て妙。一理あるな~。
コアなファンが暗黙のルールを作り、それに乗っかることで
そのマイノリティな集団に入ることができたという
『優越感』、『達成感』を感じることができる。
さらにさらに、「アノ」ラーメンを食べきるという『達成感』がマシマシされ
人気に加速度がつく。

ラーメンだけに限らず、
『人気』というのは、そういう所に端を発する場合が多いんだろうな。

ということは、冒頭申し上げた、『メンドくさいシステム』=『こだわり(?)』
が人気の一因を担っているというわけか....。なるほどね~。

美味しいだけじゃダメなのか?.......(;´Д`)

オレは美味しいラーメンが大好きだけど....。
でも、やっぱりオレはもっと気安いラーメンがイイや~。

-オレ
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