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ゴメンね。の叩き売り

世の中には、信じられないほど他人に気を使い、
できる限り相手に嫌な思いをさせないように生きている人がいる。
(いや、自分自身が嫌われないようにと言ったほうが正しい)

そういう人って、
それはもう、こちらがウンザリするくらい些細なことを確認し、
それにセットで『ゴメンね』が付いてくるわけでして...

例えば、待ち合わせする場合、

『時間は何時がいい?
 〇時は早過ぎる?〇時はどう?別に私はどっちでもいいから。
 決めていいよ。』

『待ち合わせはどこがいい?』

『家から近いほうがいいでしょ?』

『私っ?いいよいいよ。大丈夫大丈夫。合わせるよ~』

待ち合わせした場所に、その人が先に着いていた場合。

『ゴメンね~。もう少し、ゆっくりでもよかったのに~。
 なんか急がせちゃったかな~?もっと遅い時間のほうがよかった~?
 ゴメンね~。』

と言い、逆にコッチが先に着こうもんならば、

『ゴメンね~。待った~?結構、待ったでしょ~?。ゴメンね~。
 遅れるって電話すればよかったね~。ゴメンね~』

待ち合わせ時間には、十分間に合っているにもかかわらず、
『遅れると電話をすればよかった』と反省する有様である。

その人からすれば、既に、『待ち合わせ時間』というのが基準ではなく
『相手より早く到着する』というのが基準となっているので、
ゴメンね。ゴメンね。とU字工事のネタばりのゴメンね攻撃が続くわけだ....。
こういう人達の『ゴメンね』は安い。
もう、『ゴメンね』のデフレ状態。

たまに、両者ともこの手の人種で
そんな安い『ゴメンね』の叩き売りをしている光景を見かける。

『ほんとゴメンね~』

『いやいや、こっちこそゴメンね~』

『ううん。ゴメン。こっちこそゴメンね』

『そんなことないよ。こっちこそゴメンね~』

お互い食い気味でゴメンねをカブせ合い、次第に声が大きくなっていく。
傍から見ると、もはや口論しているようにしか見えない。
相手の『ゴメンね』を否定して、”いやいやオレのほうが『ゴメンね』だね。"
っていう訳の分からん状態に陥っているケースである。

こういう傾向は、どちらかというと女性に多く見られる。

先日も街のファストフード店で神業とも言える究極の『ゴメンね』に遭遇した。

(Aさん)『あ~~。Bちゃ~~ん!!』

(Bさん)『あ~~!!久しぶり~~!!』

(Aさん)『久しぶり~~!!こないだゴメンね~~』

(Bさん)『えっ!?なにが~?』

(Aさん)『こないだ見掛けたのに

      声掛けられなくて~~!!』

ココまでくると、自意識過剰なのか気遣いなのか訳が分からない。
常人には理解できず、
気を使った挙句、相手を怒らせるといった本末転倒を生む。

むろん、この時も
(Bさん)『あっ、あ~~。ハハハハ(苦笑)』
と、久しぶりに会った友人から
再会のファーストタッチで苦笑されるという何とも残念な結果を生んでいた。

皆さんも気の使い方には、ご注意を....。

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