崎山蒼志という天才

こんにちは。
ブロフロです。

見つかってしまって、かれこれ1ヶ月近く経つので、ブログに上げるのをためらっていたのですが、でもやっぱり近い未来には間違いなく世に出ると思うので記録として残しておきたいと思い一応記事にしておこうと思います。

崎山蒼志(さきやまそうし)さん。

現在高校一年生の彼を最初に見かけたのはYouTubeでした。
普段から名も無いバンドやらをYouTubeで探していた僕にYouTubeがおススメしてくれたのがキッカケです。

それは、5月9日AbemaTVで放映された「日村がゆく!」というバナナマン日村さんの番組企画「高校生フォークソングGP」に崎山さんが出演された動画でした。

この動画です。
ご確認ください。

衝撃的でした。

ギターをやってる(やってた)人だったら、一発で分かると思うんですが独学でギターやってる人間では決して思いつかないコード進行なのです。

それなりに長い事やってて、それなりに音楽の勉強をしていないと決して思いつかない進行。
だとしても「そこ行かないだろ」という感じなのです。

非常にあやうい進行。ステレオタイプな進行ではなく、そこが逆に魅力的です。
それに加え7th、sus、addとテンションコードの雨あられでございます。
よくもまぁ、こんな進行つくったなぁと感心してしまいます。

普通ね。普通のギターキッズがオリジナルで曲作ったらメジャーコードで
C —>G—>Am—>F—>G—>C
とか、
G—>C—>Am—>D
なんてのが一般的な感じです。
大体そんなもんなんです。

あくまで私見ですが、最初この動画を見ていて「おっ!」っと思ったのが、Bメロの「全ての声の針を静かに泪で濡らすように」の「泪で」から「濡らすように」への展開です。
え~っと、今ギター手元にないので裏取りしてないですが、
Em7(9) —> G7(9)へ進行。ココね。
「おっ!」ってなるでしょ。

ここまで良曲の予感がしてたものが、この展開で確信に変わるんですね。自分の中で。

んで、次に「うわ~」っとなるのが、Cメロから最後にかけてです。
歌詞で言うと

冬 雪 ぬれて 溶ける
君と夜と春
走る君の汗が夏へ 急ぎ出す

の部分。
コードで言うと、これもゴメンナサイ。ギター手元にないので確認してないんですが、CM7—>Am7—>A#m7—>Bm7—>D7って進行です。

このCM7からAm7のダイアトニックコードにいくあたりがシブい。
そこから半音上がってA#m7。
ここで「うぉっ!」ってなります。

んでCメロから最後の「急ぎだす」からCadd9への開けた感じの展開。
ココでスゲ~ってなるわけです。
実際、動画の中で日村さんもおどろいてますね。

コレをみてすぐツイートしてしまいました。

ウチの長男も今年高1なので「これ見ろ。すげぇぞ!」と動画を見せましたが、「へぇ~」っと素気ない反応。
玄人好みなのでしょうかね。いや、そんな事ないと思うんだけど。

その後は、しばらく崎山祭りです。
もう過去の動画を血眼になって見まくりました。
ついでにSound Cloudに上がってた曲もチェックしました。

その中でも、ピカイチなのがコレ。

「造花的Sutekiな夜」

曲名もなかなか逆にイイ感じなのですが、曲が良すぎるのです。
おおたりおさんというこれまた静岡の高校生(現在)シンガーソングライターの方と作った曲だそうです。
音量上げて聴いてもらえると細かい部分がより聴こえて良いと思います。
これ即音源化できるレベルで良曲です。

曲に特化して記事を書いてしまいましたが、歌詞も常人では思いつかないほど詩的です。声もイイ。

彼みたいな人を天才というのでしょうね。
圧倒的です。

始めに書いたとおり、数年のうちに間違いなく世に出てくる人なので、とりあえず記事にしておきました。はい。



こうして乃木坂46 橋本奈々未は絶対的存在になった。

橋本奈々未さんはアイドルグループ乃木坂46に1期生として参加。
2017年2月23日で乃木坂卒業。そのうえ、芸能界まで引退。
所属中全て選抜入りした乃木坂内でも御三家と呼ばれたメンバーでした。

アイドルになった理由もなかなか男前で。

乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE ~橋本奈々未卒業コンサート~

【乃木坂46】 橋本奈々未 バナナマンに卒業の真実を語る 「めっちゃ貧乏だった、弟の学費のメドがついたんです」20161030 HD 

貧乏だった実家の家計を考え弟を大学に行かせるためアイドルになり、そのメドがついたので乃木坂を卒業。そして芸能界を引退。

この理由で、なおかつ、その引き際の良さ。

乃木坂に興味の無い僕でもカッコいいと思ってしまう。
人気絶頂期に解散したBOOWYが伝説になったように彼女もまた伝説になるでしょう。

上でリンクした乃木坂冠番組のMCバナナマンとのインタビューや引退を表明したオールナイトニッポンを聴くと、聡明な人なんだろうなと容易に理解できます。
アイドルに興味の無い人も何か感じることがあるのではないでしょうか。

乃木坂46橋本奈々未卒業発表の様子

欅坂46の曲が非常に良くて、最近その流れで冠番組を見漁ったり、
そのまた流れで乃木坂の情報なんかも見聞きするようになったライトなファンとして、アイドルに興味のなかった者としてアイドルオタクになる人の気持ちがちょっとわかった気がします。

僕たちが若い頃ってのはアイドル=「性の対象」という位置づけがほとんどだったと思うのです。
情報と言えば雑誌のグラビアだったりインタビューだったりしてアイドルは自分のタイプの女の子でした。
情報を得る場、伝達する場が少なかった分アイドルは一番良い部分を切り取られ発信することが主流でした。

しかし、時代が流れこれだけ情報を無尽蔵に発信できる時代になり、
アイドルのスタイルは変わったのでしょう。
彼女たちの様々な部分を切り取って発信できる時代になりました。
良い部分だけでなく、悪い部分、普段の姿、日々の出来事、なんでも。
アイドルは象徴や雲の上の存在ではなく、手の届きそうな身近な女の子になったのです。

そういう意味で、今のドルオタの人たちというのは、もちろんカワイイ、自分の理想の女性としてアイドルを見ている人もいますが、そうでない人も大多数いて彼らは彼女たちを家族のように思い応援しているのです。

AKB,坂道の新人アイドルに冠番組をつけるスタイルはそのためです。
新人なのに生意気と思われますが、営業戦略的には冠番組は不可欠なのです。

新人アイドルの奮闘記、成長を記録しそれを発信するための場として冠番組が無ければ営業が成り立たないのです。
素人の女の子が頑張って成長していく姿を見て胸を打たれ彼女たちにハマっていくという構図なのですから。
AKBが会えるアイドルであったように、乃木坂や欅坂はテレビで成長を常時確認ができるアイドルなのです。
そんな普段から成長を見守っているアイドルとたまに会える、握手ができる。
否が応にもファンの興奮はピークに達しますね。そういうことなのです。

そのように普段から彼女たちの良い部分、悪い部分をひっくるめて人となりを愛しているケースが多いので、その愛情は家族に向けられるものと同じように非常に深い。
また、誰か一人というよりはグループ全体に対して愛情を持っているファンが非常に多いように思います。

それを踏まえると、今回の橋本奈々未さんの引退はファンの心中は並々ならないものがあるでしょう。
今まで家族のように見守っていた人が消えてしまったのだから。心中お察しします。

しかしアイドルがこんなに面白いとは思いませんでした。
世の中にはこんな感情になることがあるのだなっと。
まぁ、でもそこは性格的に深入りすることはないのだけれど。

あまちゃん以来朝の連ドラを見続けているのですが、それと同じように今後もライトファンとして乃木坂、欅坂の番組は見続けるだろうし、曲も聴き続けることになりそうです。

しかし連ドラとの決定的な違いがあるとすれば家族の理解が得られないことでしょう….
言ったら最後、たぶん気持ち悪がられるだけ何も良い事がなさそうな気が……



欅坂46にハマって感じるアイドルとその儚さ

若干、気持ちがクールダウンしてきたので更新。

最近、欅坂46にハマってしまって仕方ない。
知らない人もあまりいないと思うけど、念のためリンクを貼る
—> 欅坂46(http://www.keyakizaka46.com/)

まさか我が家の長男(中2)と同世代のアイドルにハマってしまうとは…..。
なんて、家では口が裂けても言えない。
気持ち悪いと言われるだけで、何もいい事ない…..。

そういう時にこういう居場所を持ってるのってホントに救われる。
「王様の耳はロバの耳~!王様の耳はロバの耳~!」という使い方ができるのだ。

僕は元来、
「なぜにこう考えてしまっているのか?こう感じてしまっているのか?」
という自己分析をしないと、抱えてしまったモヤモヤを解消できないタイプ。
逆に、それを吐きだすことができれば、そのあとはス~っと気持ちの整理がつくタイプでもある。

僕は何かに突然「ハマる」状態を、京極夏彦さんの作品で京極堂が言う「憑き物」と同じだと考えてるんだよね。こう考えるとなんでも消化できるので。
ハマっている状態というのは自分自身でいうと「異常」な状態ですよね。平常ではない。
そのことしか考えられないとか、それはやはり「異常」。

その精神状態を平常に戻すためには自分のなかでこの「ハマっている」状態がなぜなのを消化させる必要がある。納得がいくというか、自分の中の引き出しにキレイにしまうことができるとストンと気持ちが落ち着くんですね。京極堂になぞられて僕はこれを「憑き物落とし」と呼んでいます。

これをやっておかないと後々、「あれはなんだったんだろ?」という事になる。「いい歳こいてあんなことに熱中してバカみたいだ」とプチ自己嫌悪に陥ったりします。自然治癒させてしまうと、あとになって分かんなくなるんですよね。きちんと納得させないと自分の肥やしになりません。

ってことで。

自分の中でこの欅坂46ブームが起こるまでに布石はありました。

最近というか、ここ数年。
「くちびるに歌を」「表参道合唱部」観たり、YouTubeで合唱の動画を舐めるように観たりしてたんだけど、何を求めてたかって。
ウマくはなく不安定なんだけど、純粋な歌声というか。
素人っぽい歌声なんだろうなぁと。
危うい音程が重なると不思議と魅力的だったりする。

先日、長男の学校の合唱コンクールに行った時もそう。
各クラスで合唱を行い優勝をきめるという学校行事なわけだけど、
自分でもまさかまさかだったが、3月9日とマイバラードを聴いたとき泣いてしまった。
気持ち悪いだろ。
あ~、今オレが求めてるのはコレなんだなぁと。
歌の上手い下手ではなく、こういう純朴な歌声なのだなぁと。

そういう気分だったもんだから、まさにデビューして間もないアイドルの歌声にハマったのかなぁと。
欅坂の。たぶん彼らの「今の歌声」も期間限定で、あと数年すれば素人っぽさは抜けてしまう。
歌の上手さとは別の話で。素人っぽさって意味で。そこが魅力なんだなと。

ちょっと横道にそれるけど、アイドルってのは、一瞬パッと光るようなその儚さが魅力なんだろうね。
欅坂46のサイレントマジョリティーってデビュー曲なんてまさにそうで。

同じ衣装を着せられて、きっちりとフォーメーションを組んで踊らされて、

「大人たちに支配されるな。マジョリティーになるな。君らしく自分の道を行くんだ。」

と歌わされてるわけだから。デビュー曲でね。
んで、歌ったあと、「ありがとうございました~!」と。健気にお礼を言ったりする。
切なくなるよね。
これは批判じゃなくて、その切なさとか、儚さがいいのかなぁと。
大人たちに彼らのもっとも輝いているイイ時期を搾取されてる(言い方が悪いけど)感じがファンや周りの人から見ると、さらに応援したくなる要因なんだな。

欅坂のセンターの平手さんなんて一年前の映像と今の映像で、もう別人なわけです。
映像でみる限りね。15歳の中学3年生だからちょうど変わる時期なのかもしれないけど。

それを昔の方が純朴で良かったという意見もあるし、今の方が場数を踏んでタフになった堂々としてイイという意見もある。
実際の本人はどうなのかは分からない。
全然変わってないかもしれない。
でもやっぱりスクリーンを通してみた彼女はもう別人の表情ですよね。

その変化を見れるというのもアイドルを見守るファンの人たちの醍醐味なのだろうなぁと。
親戚の子供たち、甥っ子姪っ子の成長を見ているのと同じ感覚なのだろうなぁと。
それが一番味わえるのがデビューして数年なのだろうなぁと。

それでココからがオジサンのさらに切ないポイントなんだけども。

メンバーの中には、数年経つと卒業して素人に戻る人もいれば、バラエティで活躍する人も出てくる。
もちろん歌い手としてそのままやっていく人や、芝居のほうに行く人もいる。
それぞれ別々の道へ進んでいく日が必ずやってくる。
その人たちの人生が点で重なった部分がこの数年のアイドルグループとしての活動なのだと。
このブームってのは彼らの人生にとってはほんの一瞬のきらめきなんだと分かるわけです。
そのほんの一瞬だけど点が重なって人生のきらめいている今を大事にしようと。一期一会だと。

それを名プロデューサーであり偉大な作詞家である
秋元康さんは欅坂の「二人セゾン」で歌わせるわけです。
すごいなぁっと思うんですよね。

「サイレントマジョリティー」ではデビュー曲で大人たちに支配されるなと歌わせて、
「二人セゾン」( http://www.uta-net.com/song/219728/ )では

小さな存在で、殻に閉じこもっていた自分が仲間たちとの偶然の出会いによって、新しい季節(世界)の扉が開いたと。
ただし、それは季節だから移りゆくもの。
今後ずっと続くものではなく、一瞬の輝きなんだよ。
だから、その季節を大事にしていこう。

と歌わせるわけです。

いや~、切ない。そして儚い。
さすがだなっとしか言えない。
ファンからしたらさらに応援したくなってしまうでしょう。

その上、ファンの皆さんは知ってるわけです。
その良い時期を大人が商業的に吸い上げてるって。
それを分かってるのにやっぱりCD買っちゃうわけです。ファンは。
応援すればするほど、大人たちの思うとおりなっていく。
それを分かってるけど応援しないわけにはいかない。

そういう意味でアイドルというのは儚く切ないものだなと。

ここ最近、別にアイドルが好きでもない僕が欅坂にハマった理由を考えたときに、これがもっとも合致する理由だと思うのです。
ちょうどタイミングが良かったんだね。自分自身の気分と。
中年が突然ハマるってのはそういう理由があるんだと思う。
自分の子供の成長を心配しながら見ている気分というか。
もちろん曲もよかったんだけど。

んで、歌声に戻るけども。
アイドルの歌が下手で聴けないっていう意見があるけど。逆にそこが狙いで。
そんなウマくない歌声がユニゾンするとさっき言ったような儚さとか切なさが出るんだなぁと。
合唱コンクールで頑張っている子供たちと同じように。その歌声のストーリーを見るようになる。
逆に成長を見守っている子供が突然プロのように歌い始めたらどうです?
サーッと冷めるでしょうね。ファンとしては。あ~、やっぱりこの人たちはプロなんだと。
だからアイドルにはアイドルらしい歌声が求められるってことなのだと思います。

よくよく考えてみれば僕が小学生の頃はアイドル全盛の時代で、
小学校低学年の頃、松田聖子、中森明菜、高学年になると光GENJIが一大ブームを巻き起こしていました。

アイドル全盛期に小学生だった僕は、大して興味を持つことなく
むしろ、そのカウンターカルチャーであったバンドブームに興味を持ち
ちょうど中学生の時、イカ天が放映されユニコーンやらジュンスカやらブルーハーツがアイドルブームの裏で並行してムーブメントをおこしていました。

僕自身は中学生の時にお年玉でアイバニーズのギターとマーシャルのアンプ、そしてBOSSのディストーションを買い、どっぷりそっち方向にのめり込みました。

それ以降、バンドでギターを弾きながらビートパンク、ハードロック、メタル、フュージョン、ジャズ、そしてファンク。テクノって感じの音楽遍歴です。はっきりいってアイドル音楽をバカにしてきた側の人間です。

んで、ここに来てこんなに長文を書いてしまうくらい気になってしまっている。
ホント人生とはなにが起こるか分からないなっということと、
偏見の先には何も生まれないなぁと。
なんでも受け入れる広い心を持ってとりあえず一度受け入れる。
そのあと取捨選択するのは自由です。
その方が人生が豊かになるなぁと、この歳になってアイドルに教えられた気分です。はい。