昨日、遠足だった息子。
班長に任命されたらしく一昨日の夜から鼻息が荒く、
コースの下調べなどに余念がない。
(息子)『お母さん。明日はオレ班長だから時間とかも
オレが仕切らなくちゃいけないんだ!
だから、腕時計していくから!』
(嫁)『ダメよ!ダメダメ!
ど~せ壊したとか、失くしたとかいって帰ってくるんだから!』
(息子)『なんでだよ!大丈夫だって!』
実は、既に嫁コミュニティで裏情報が入っていて、
クラスで『腕時計を持っている人はしてきてもいいよ!』
ってことになっているらしく、息子はその虚栄心のために
持っていきたがっていることは嫁にはお見通しである。
学校としては子供に時間を管理することを勉強させたい意図が
あるようだが、たぶんそれは空振りとなるだろう。
でも、まぁ、そんなウンコみたいな虚栄心だって成長の証だし
誰に迷惑掛けるわけでもない。
息子の気持ちを尊重してあげるのも親の務め。
(オレ)『まぁ、いいんじゃないの。
大丈夫だって言ってるんだから。
持っていかせてあげれば。』
(嫁)『う~~ん..........。そうね......。
じゃ、いいわよ。持っていっても。
ただし、池に入ったりとかアスレチックやる時は
外しときなよ。君の持っている時計は完全防水じゃないんだから。
あと、何があっても自分で管理するのよ。
何があってもお母さんに頼ったりしないこと。いいね?』
(息子)『やった~!!ありがとう!
ちゃんと自分でやるから大丈夫だよ!!』
ってことで、めでたく遠足に腕時計をしていけることとなった息子。
よかった。よかった。
っで、遠足当日の朝.........。
(息子)『ごちそうさま~!!
よしっ、準備をするか!』
いつもよりも気合を入れて超高速で朝食を食べ終え、
着替えと遠足の最終準備に取り掛かった。
(息子)『................う~~ん......』
(嫁)『?』
(オレ)『?』
(嫁)『なに?どうしたの?
おなかでも痛いの?』
(息子)『.............違う.....』
(嫁)『そう。じゃ、どうしたの?
突然だまりこんで。』
(息子)『..............う~~ん。
あのさ~~』
(嫁)『なによ?』
(息子)『あのさ.........誠に申し上げにくいんですが......』
(息子)『腕時計ってどうやってつけるんでしたっけ?』
(嫁&オレ)『(゚Д゚;)!!?』
『自分でつけることもできないくせに
どの口がつけてくなんて言ったんじゃ!コラッ!』
っと嫁の強烈な叱咤を受け、
出発に直前に号泣させられたことは言うまでもない...........。
お父さんはお前の遠足が楽しいものであるよう
心からを願っているぞ.........。