嫁の一撃

嫁がモノを失くす

月日の経るのは早いもので、
ついこないだツイッターで「そろそろ年末の仕込み時期で忙しい」
とか言ってたかと思ったら、もうぐるり一周して
「そろそろ年末の仕込みで忙しい」時期がまたやってきた。

はやいな。

誰かが「人生の後半は時間経過にオーバードライブが
かかるから人間はこんな長々と80年も生きてられるんだ」
と言っていたがその通りなのかもしれない。

結婚して13年。我々も39歳になる。
気ばっかり若いが、すっかりいい歳である。
先日、こんなことがあった。

嫁が台所で何かを探していた。

「ないわね~。あれ~。ないわね~」

「どうしたの?何を探してるの?」

「シャケよ」

shake

「シャケ!?」

「そう。今日の夕飯の焼き鮭が無くなったのよ」

「あぁ~~っ!?」

そう。つい大きな声を出してしまったのだが、
嫁が台所でシャケを失くしたのだ。

「お前。シャケって......。
 失くすにしても、もう少しベーシックなもん失くせよ」

「私だって、好きで失くしてないわよ。
 でも、無いモノは無いのよ。もう~。イライラするわ」

結局二人で冷蔵庫だの電子レンジだの探して
見つからず。散々探しつくした挙句、息子が
食器棚から皿を出した時にその皿の上に乗っている
というなんともベタな結末をむかえたのだった。

じいちゃんバカになってしもた。はよ死んだほうがよか。

スクラップアンドビルドのジィちゃんの口癖が
頭の中をグルグルまわる。

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