今さらですが、
良いお年をお迎えられましたでしょうか?
そして、明けましておめでとうございます。
旧年中は何度も足をお運び頂きましてありがとうございました。
是非、今年も変わらぬ御贔屓の程何卒宜しくお願い致します。
ということで、ご挨拶もソコソコに。
年末年始実家に帰省し東京に戻って早々に
嫁方のお墓参りをしてきた。
自分の所に付きあわせたら、
自ら相手の所にもお付き合いを申しいれる。
そう。それが大事。
嫁方のお墓は上野のほうにある。
10月に行って以来不精していたので、
それはそれは大変なことなっているのだろうと
予想をして、手袋とゴミ袋を用意した。
そのお墓の横には、小さいなスペースがあって
いつ行ってもその部分に雑草の類が
生い茂ってしまっているのだった。
今回もそれを予想しての手袋のゴミ袋なわけである。
嫁、長男、次男を連れ立って上野に向かう。
お寺の門をくぐり、一度、お寺の住職にお伺いを立て、
その後、お寺の軒下を通って裏手に向かう。
途中、誰でも使用できる桶やタワシをピックアップして
目的のお墓の前に到着。
その右隣を確認する。
いや~、予想通り、ちょっとした熱帯雨林地帯に
入り込んだかのような密林状態。
なんで雑草とはこんなに育ちが良いのか?
墓本体の方は嫁と子供等に任せて、
1人ゴム手袋をして、密林の奥へと手を伸ばす。
何か、ムカデとかヘビとか出てきそうで怖いが、
んなこと言ってられる状態じゃない。
無我夢中で雑草を引き抜く。
これでもか!これでもか!根絶やしにしてやるぞ!
額に汗すること約30分。
そのスペースはキレイサッパリ何も無くなった。
やった.....。全滅させてやったぜ。
これでしばらくは、生えてこないだろう。
墓本体もキレイになり一通りいわゆる墓参りを終了。
その後、帰る前にもう一度お寺にあいさつ。
(僕)『ありがとうございました~。
無事、墓参りも済みました。』
(住職)『そうですか。それはそれは。
新年早々、良い行いをされましたね~。
寒い中ご苦労様でした。』
(僕)『いえいえ。では、コレで我々は失礼いたしますので~』
(住職)『そうですか。では、コレをお持ちになってください』
住職から和紙に包まれたお菓子とキーホルダーのような
ものを家族分手渡される。
(住職)『新年ですからね。ご挨拶代わりです』
そうですか。っと、ありがたく頂戴しお寺をあとにする。
帰り道、歩きながら戴いた包みを子供等に手渡す。
手元に残ったキーホルダーを見ると、
お地蔵さんのような顔の描かれたプレート状のキーホルダーだった。
いかにもって感じだな......。
ポケットに突っ込もうとして、フト思いつき、キーホルダーの裏面を見る。
そういうことかぁ........。その瞬間いろいろ考えさせられた。
なんとそこには、
『なにものにも命があります。草木を大事にしましょう。』
と書かれているのだった........。
当たり年かね。こりゃ。アワワワワ........。