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それはただの気分さ

久しぶりに友人のブログを開いてみたら
Not foundになっていた。

彼は中学時代の友人で36歳の昨年まで
バンドを続けていてmixi経由で再会し連絡を取り合っていた。

故郷で過ごした時間よりも東京で生活している時間の方が
長くなった僕らにとって東京で故郷のことを感じることができる
知り合いというのはとても貴重だった。

どちらかというと僕は地元の事に疎い(うとい)。
早くに結婚したこともあって
ほとんど地元の友人との縁も切れていた。
逆に彼は独身で地元の友人とも頻繁に連絡を取り合っていて
事あるごとに
「おい、ついに誰々が結婚するらしいぞ!」
とか、そういう情報をくれていた。

そういうのって普段の生活にはなんら関係ないけど
聞いた瞬間に当時にタイムスリップできて、その頃の
その人との思い出の場面を鮮明に思い出せたりして
ノスタルジックが気持ちになれてイイもんだ。

そんな彼から連絡が無くなったのが昨年2013年の夏。
彼のやっていたバンドが解散して、その後フリーで知り合いの
バックでギターを弾いたりしていたというとこまではブログで
確認していたのだけれど........。

バンドの他のメンバーの方々のブログを見る限り
とある人は音楽をやめてバーを始めたとか、
結婚して専業主婦になったとか。

じゃ、彼も音楽やめたのかな。

30代後半まで夢を追いかけて、
細々とバイトで食いつなぎココまでやってきて、この幕切れか。
悲しいけれどコレが現実なのだろうな。
自分の夢を実現し、それで食っていける人ってのは
それ相応の努力と、いや彼だって相応の努力をしていただろう。
努力だけでなく「運」を持っていなくてはならないのだろう。

これ以上、彼のことを追いかけるのは無粋というものなので、
これはこれで終わりにしよう。
そして彼からのグッドニュースを待つことにしよう。

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